近年、お寺や神社の経営を取り巻く環境は大きく変化しています。過疎化や檀家・氏子の減少、人々の価値観の多様化など、様々な要因が重なり、収入の減少に悩むお寺や神社は少なくありません。
しかし、伝統を守りながらも、時代の変化に対応し、収入アップを実現することは可能です。この記事では、お寺や神社が収入を向上させるための具体的な施策と、その実行に必要なマーケティングの知識について解説します!!

お寺/神社の収入UP実現パートナー
寺社マネ研究所代表 さとう(中小企業診断士)
お寺/神社さまの収入アップを実現して、経営改善を支援しています。
日本文化の根幹である寺社さまの経営を支援して、よりよい日本にするために活動しています。
以下のサービスをご提供しております。
- SNS運用代行/運用支援
- 無料ホームページ作成
- 収入アップ施策提案及び実行支援
お寺/神社の収入アップに必要なこと
先日、とあるお寺さまからこんなご相談を頂戴しました。
お寺の収入が檀家さんの減少などもあり、少なくなってきています。
特に、コロナ流行以降は、法事などの依頼も減少しています。
収入アップについて、アドバイスを頂ければと思います。
よく同じようなご相談を頂戴しますので、本ブログで各お寺や神社に共通した収入アップの施策について、お伝えできればと思います。
ただし、あくまで共通的な事項であり、各寺社さまのご事情によっては当然支援内容も異なります。相談は無料ですので、お気軽にご連絡を頂ければと思います。
1. 収入アップのための多様な施策
お寺や神社が収入を向上させるための施策は、多岐にわたります。ここでは、代表的な例をいくつか紹介します。
- 観光客誘致:
- 歴史的な建造や美しい庭園、珍しい宝物などを公開し、観光客を誘致する。御朱印やお守りなどの授与品を充実させ、観光客の興味を引く。
- 精進料理や写経体験など、体験型イベントを開催する。
- 地域との連携:
- 地域のイベントに積極的に参加し、地域住民との交流を深める。
- 地域の特産品を販売したり、地域の企業と連携して商品開発を行う。
- 地域住民向けの文化教室や講演会などを開催する。
- インターネットを活用した情報発信:
- ホームページやSNSで、お寺や神社の情報を積極的に発信する。
- オンラインで御朱印やお守りを販売したり、寄付を受け付ける。
- zoomなどを活用して、オンラインで法要や講演会を行う。
- その他:
- 駐車場や斎場、会議室などを貸し出す。
- 墓地や納骨堂の管理・運営を行う。
- 結婚式や人形供養などの儀式を行う。
これらの施策を組み合わせることで、収入源を多様化し、安定した経営を目指すことができます。
2. 収入アップ施策実行に必要なマーケティング知識
収入アップのための施策を実行するには、マーケティングの知識が不可欠です。
- ターゲット層の明確化:
- 誰にどのような価値を提供したいのか、ターゲット層を明確にする。
- ターゲット層のニーズや興味関心を把握し、効果的なアプローチを検討する。
- 広報・宣伝:
- ホームページやSNS、チラシ、ポスターなど、様々な媒体を活用して情報を発信する。
- メディアに取材を依頼したり、プレスリリースを配信するなど、広報活動を行う。
- 顧客管理:
- 檀家・氏子や参拝者の情報を管理し、関係性を構築する。
- イベントや法要の案内を送ったり、定期的に情報誌を発行する。
- 効果測定と改善:
- 施策の効果を測定し、改善点を洗い出す。
- アンケート調査やアクセス解析などを活用する。
これらのマーケティング知識を活用することで、より効果的に収入アップ施策を実行することができます。
3. 専門家を活用するメリット
マーケティングの知識がない場合や、時間や人員が不足している場合は、専門家の活用を検討しましょう。
- 専門的な知識と経験:
- 専門家は、豊富な知識と経験に基づいて、効果的な施策を提案・実行できます。
- お寺や神社の現状や課題を分析し、最適な解決策を提示できます。
- 時間とコストの削減:
- 専門家に依頼することで、時間や手間を削減し、本来の業務に集中できます。
- ノウハウがない状況で、自力で試行錯誤するよりも、トータルのコストが安くなることが多いです。
- 効果の最大化:
- 専門家は、最新のマーケティング手法やツールを活用し、効果を最大化できます。
- 客観的な視点から、改善点を提案し、継続的な成長を支援できます。
専門家のサポートを受けることで、効率的に収入アップを実現し、持続可能な経営を目指すことができます。
4. 経営改善の成功事例
ここでは、マーケティングを取り入れることで、経営改善に成功したお寺の事例を紹介します。
- 事例1:観光客誘致で成功したお寺
- 美しい庭園や歴史的建造物を公開し、ライトアップイベントなどを開催。
- SNSで積極的に情報発信を行い、多くの観光客を誘致することに成功。
- お土産屋さんやカフェを併設することで、収入源の確保に成功。
- 事例2:地域との連携で成功した神社
- 地域のイベントに積極的に参加したり、イベントを企画して主催することで、地域住民との交流を深めて、法要などの引き合いを増加。地域の特産品を販売したり、地域企業と連携して商品開発を行い、物品販売による収入を確保。
- 地域住民向けの文化教室や講演会などを開催し、地域コミュニティの拠点としての役割を確立。
- 事例3:インターネットを活用し成功したお寺
- zoomなどを活用し、オンラインで法要や講演会を開催。
- オンラインショップ開設し、御朱印やお守りを販売。
これらの事例からわかるように、マーケティングを意識することで、お寺や神社でも大きな成果を上げられることがわかります。
5. まとめ|専門家とともに、お寺/神社の新たな未来を拓く
お寺や神社が収入を向上させるためには、時代の変化に対応し、マーケティングの視点を取り入れることが重要です。
今回紹介した施策やマーケティング知識を参考に行動することで、収入アップを実現できます。もし、マーケティングの知識がない場合や、時間や人員が不足している場合は、専門家のサポートもおすすめです。
寺社マネ研究所は、お寺/神社の経営改善を支援する専門家です。豊富な実績とノウハウで、貴寺/社の収入アップをサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。